おそばやさんの入口に、「新そば」の張り紙を目にする季節になりました。
うどんよりは、そば好きな私は、その張り紙を見るにつけ、ちょっと寄って行こうかと、つい暖簾をくぐってしまいます。

銀座エリア限定になりますが、和のファーストフード店の立ち食いそばやさんから、高級割烹店まで、いろいろとお蕎麦を食べ歩いた中で、蕎麦の味や香り、のど越しの良さにハマること間違いなしのお店をご紹介します。
ただし、お蕎麦がおいしいお店は、風味を損なわず味を大切にするため、最初から作っているところが多く、とっても待たされます。お時間あるときに、ご訪問ください。

[divider]流石[/divider]

流石

東銀座のそばの名店「古拙」が閉店し、とても悲しんでいるうちに、同じ場所に入ったお店がこの流石。
お蕎麦は、とても繊細なのど越しの十割そば。ランチには、お手軽コースの流石ランチがあり、蕎麦懐石を楽しみながら、最後のざるかひやかけを楽しむのがおすすめです。

記事へ⇒『銀座 流石 流石ランチ

[divider]成冨[/divider]

成冨

銀座8丁目の築地市場に近い銀座のはずれの、おそばの名店。銀座の繁華街からだいぶ離れているにも関わらず、いつ行っても席が埋まっているほどの人気店です。
おそばは、もちろん十割そば。こちらのおそばは、風味があって力強さを感じます。
そして、お蕎麦といっしょにぜひ頼みたいのが、天ぷらです。ごぼうに、あなごに、帆立にネギ。アツアツで、サクサクの天ぷらが、お蕎麦のお供にバッチリです。

記事へ⇒『銀座 成冨 葱天せいろ

[divider]湯津上屋[/divider]

湯津上屋

東銀座の路地裏中の路地裏。教えてもらわないと、なかなかたどりつけないところにあるお店です。そんな隠れ家風のお店ですが、蕎麦好きにはよく知られる東銀座のお蕎麦の名店。
細くて、とっても繊細なお蕎麦で、喉をスルスルっと通る感触は、ここのお蕎麦が最高です。こじまりして、手作り感のある雰囲気もなかなか味わい深くGoodです。

記事へ⇒『銀座 湯津上屋 もりそば

[divider]い組[/divider]

い組

山形の郷土料理のお店ですが、山形産のお蕎麦も頂けます。
お蕎麦をかみ切るときの食感がとても印象的で、それがお蕎麦のコシの良さにつながっていると思いました。料理全般に、手がこんでいるのが好印象なお店です。

記事へ⇒『銀座 い組 蕎麦御膳

[divider]そばきりや山形田[/divider]

そばきりや山形田

黒くて、やや太めで、歯ごたえがある田舎そばが食べたくなったら、こちらの山形田。
歯ごたえがあっても、不思議とのど越しがスッキリしてるおそばです。噛みごたえがあるので、おそばを食べた感がとてもあり、その分、お腹も満たされます。

記事へ⇒『銀座 そばきりや山形田 蔵王冷やし地鶏そば

最後に

食べ比べればわかりますが、おそばの味わいは、お店によってだいぶ違います。
これを機会に、多くの方が、お蕎麦の魅力にハマってもらえれば、とってもハッピーです。